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自分でできるエアコンオイルやドクターリークの補充方法。

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自分でできるエアコンオイルやドクターリークの補充方法。

自分でできるエアコンオイルやドクターリークの補充方法。

2023/07/07

エアコンオイル補充キットを使おう

普段、エアコンガスの入れ替え装置を使うため単体作業は滅多にありません。

しかし、ドクターリークやNC200の補充など、単体で作業したい時もあります。

そんな時に使うのが、このホースです。

左側はアマゾンなどで良く売られているタイプ。

右側はドクターリーク専用として販売しているタイプです。

どちらでも使えますが、DIYは左側が多いと思います。

オイルとガス量を確認

エアコンが正常に作動している前提で、そこにオイルを追加します。

オイル缶には、ガスも一緒に入っているため車両のガス重量が僅かに増えます。ガス補充と合わせて作業する場合、このガス量も考慮してください。

ドクターリークには30gのガスが入っていますが、実際に車両に移動するのは20g程度だと思います。

このオイル缶には30cc入っています。

ざっくり30gと読み替えます。

作業スタート

ホースの針を戻します。

ここに缶を付けます。

※各部、緩みがないかしっかり確認。

缶がパッキンにしっかり当たるまで回します。

強く締め過ぎないように注意してください。

画像は右側のタイプです。

リング状のネジを缶に当たるまで締め込みます。

缶をしっかり固定します。

左側のゲージ付きにはリングが無いので、省略します。

車両に接続

車両の低圧側(L)にチャックを接続します。

※エンジンは停止状態

このチャックはガスを止めるダイヤルが付いてます。青いネジ。取り付け時は、左にいっぱいに回しておきます。

チャックを車両に接続してから、右(オープン)に回します。

ゲージ付きホース(左)はチャックを取り付けるだけです。

エア抜き

チャックを接続したら、このホース内にはエアコンガスと空気が混在した状態になります。

この空気が車両に入ると圧縮不良を起こすため、エア抜きを行います。

ボタンを1秒ほど押し、シュッと音がすれば完了です。

左のゲージタイプのホースは、缶を回して、緩めることでエアが抜けます。

・エンジン始動

・エアコンオン

 風量全開、最冷、ドア全開

まだ穴は空けない

オイル補充の基本

※缶をよく振ること

ドクターリークは特にしっかり振ってください。

某youtubeで間違った施工方法が紹介されています。

オイル補充スタート

針のネジを右に回して、缶に穴を空けていきます。

当たるまでしっかり右に回し続けます。

缶は画像の様に、逆さまの状態です。

針のネジを左に回して緩めていきます。

すると少しずつオイルが流れていきます。

急激に入れるとコンプレッサに負荷がかかるため、ゆっくり緩めてください。

完全に緩めたら、缶は逆さまの状態を維持しつつ、オイルが流れ落ちるのをしばらく待ってください。1分くらい。

※ガスとオイルは違います。

この補充の工程、缶を逆さにしていますが、ガス缶の補充でこれをやるとコンプレッサが痛みます。

オイルは逆。ガスは上。

必ず守ってください。

これも、youtubeで間違った方法を紹介している人がいます。

 

全部入れたら、エンジン停止。

チャックを外す際はオイルが飛び散ることがあるため、ウエスを巻いてチャックを外す。

ドクターリークやNC200施工時は、エンジン始動エアコン稼働してしばらくアイドリング。

で、完了です。

 

エアコンガスの管理は重量管理が基本なので、このように補充だけをするのは推奨しません。

なぜ入れる必要があるのか。

そこを理解した上で、作業していただければと思います。

 

当店ではこの補充作業を1650円にて承っております。

オイル缶、ドクターリーク、NC200、各種在庫しておりますのでお問い合わせください。

持ち込みによる作業工賃は2200円になります。

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