エブリィが走行中に突然冷却水が噴き出しました。
2023/07/15
エアコン修理のためご来店いただいたスズキのエブリィ。
当店に到着する時、フロントバンパーから冷却水が噴き出した状態で入庫され、非常に驚きました。
エアコン修理から急遽ラジエータ修理に変更です。
エブリィには弱い場所があります。
それが、エンジン上部のラジエータキャップです。
ここのバネガ劣化すると、膨張した冷却水を抑える力が弱まり、リザーバーへ直接冷却水が流れます。
破裂したようにジャバジャバと。
このまま走行すると確実にオーバーヒートを起こします。
この内容はなんてことない、よくある故障です。
このラジエータキャップ、部品供給が無いんです。
下のブロックと一緒に総交換となります。
DA63Tの場合、17560-65H00(17560-65H01)で金額が10300円。
めちゃ高いです。
キャップだけ交換できないか調べましたが、キャップだけ供給している型式もありますが、これはありませんでした。
謎です。
イチかバチか取るか、安全に純正を取るか。
結果、1日で終わらせたいので純正を取りました。
ただ、今後のことも考えて、他の型式で出ているキャップだけも注文しました。
17561-65H10(800円)
一番下のキャップ、左から「現車の中古」「17561-65H10」「17560-65H01」
新しいキャップに違いは見られません。
ハウジングも違いは見られません。
なぜ、キャップだけの供給をしないのか、ますます謎は深まります。
キャップの開弁圧は、現車の古いタイプは記載が無く、キャップ単体は1.1、ハウジング付属のキャップも1.1でした。
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