続くエアコンのトラブル、漏れ以外にも原因が・・・
2023/07/26
先月からエアコン不調が立て続けに入りましたので、一部ご紹介します。
スズキ パレット
平成24年 走行距離 約10万キロ
症状:エアコンの効きが悪い
確認したところガス不足の症状でした。
この年代のスズキ車はエバポレータから漏れるため、延長保証になっています。
こちらの車両も対象車でしたが、保証期間9年を過ぎていたため、実費修理となりました。
エバポレータを交換するには、ダッシュボードを外す必要があり大掛かりな作業となります。
交換作業が終わったら、ガスチャージと漏れの最終チェックをして完了です。
費用は約10万円になりました。
エアコン修理は他にも入りました。
平成18年式 ダイハツ ミラジーノ 8万キロ
ガス不足の疑いで、抜き取り110g。
規定値350g。
漏れ止め剤の施工を予定していましたが、コンプレッサの抜けが疑われたため、ガス入れ替えだけで様子見としました。
約9000円。
平成20年式 スズキ パレット 9万キロ
ガス不足の疑いで、抜き取り150g。
規定値350g。
漏れ止め剤(ドクターリーク)を使用し、様子見。
約15000円
平成21年 ダイハツ ムーヴコンテ 15万キロ
ガス不足に加え、圧力異常が見られました。
コンデンサファンも回っていないため、ファンアッシー交換。
ガス量も抜き取り180gと少なめ。
基準値350g。
オイル交換なども一緒に作業し、46000円。
「エアコンが効かない。ガスを入れてくれ。」
とご依頼をいただくことが多いのですが、ガスを入れるだけで本当に良いのか考えて作業をご提案させていただいております。
またガスの補充を繰り返すと、オイル不足によってコンプレッサの不調につながります。
逆にオイルを入れ過ぎると、エアコンの効きが悪くなります。
他店で作業された車でも大歓迎ですが、何をやったのか分かる明細などがあると故障診断がしやすくなります。
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