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C26系セレナのエアコンが動かないとご相談を受けました。

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施工依頼|C26系セレナのエアコンが動かない

施工依頼|C26系セレナのエアコンが動かない

2023/06/02

これから暑くなる季節。

 

相談が増えてくるのがエアコンの不調です。

効きが弱いという相談も多いのですが、今回はいきなり冷え無くなったという相談になります。

最初は電話にて「ガスを入れて欲しい」とご依頼を受けました。

しかし、先日まで冷えていたならガス抜けは考えにくいため、一度ご来店いただき見させてください。とお願いしました。

 

後日、点検のためにご来店いただきました。

 

まず車上での簡易的な点検は無料で行っております。

・スイッチは入るか

・コンデンサファンが回るか

・リレーの作動音はするか

・ブロアファンが回っているか

など、簡易的な点検のみですので、これで故障原因が分かるわけでもありません。

 

そうなると圧力ゲージを繋いで点検となります。

ここからは有償作業となります。

 

今回のセレナはマグネットクラッチが作動していないようでしたので、その周辺の点検を進めていきます。

 

タイヤハウスを分解し、コンプレッサが見える状態にします。

可能ならばマグネットクラッチの配線を抜いて、電源や配線の導通を調べたいところですが、狭すぎて作業スペースがありません。

 

点検するために交換同等の作業が必要になってくるため、作業は一時ストップ。

消去法にてマグネットクラッチで間違いなさそうと断定しました。

 

マグネットクラッチ単体で交換しても良いのですが、純正部品だと3万円超えの部品になります。

経過年数や走行距離も考えると、コンプレッサ本体の劣化も心配です。

 

なのでコンプレッサのリビルド部品をご提案させていただきました。

リビルド品は故障したパーツを修理して再販している再生品になります。

大事なのは消耗品をきちんと交換されているか、リビルドメーカーの信頼にかかってきますので、ネットで売られている安い部品を使わないよう注意が必要です。

 

 

部品を注文し、改めて作業します。

 

 

セレナのコンプレッサはホイルハウスの隙間から取り出します。

ネジが3本で止まっているだけですが、作業スペースが狭く、工具の選定が難しい。

1時間ほどで交換を終えたら、ガスチャージャーを使って真空引きをしていきます。

簡易的な漏れのチェックを行い、ガスを入れていきます。

 

今回、ガスと一緒にオイル添加剤・NC200を一緒に入れさせていただきました。

こちらは、コンプレッサのフリクションロスを低減させる効果があり、エアコン負荷を軽くしてくれます。

新車にも入れて欲しい、お勧め商品です。

軽自動車には特に効果が体感できますよ。

 

夏本番前に修理が完了して幸いでした。

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