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エアコン詰まりによるフロスト現象

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エアコン詰まりによるフロスト現象

エアコン詰まりによるフロスト現象

2023/07/27

日産クリッパー(OEM元 三菱ミニキャブ)U71V/U61V

平成18年式 走行距離18万キロ

症状

走行していると冷え無くなる。その時、送風口から水蒸気が出てくると同時に、風も出なくなる。

 

と言う現象。

典型的なエバポレータの凍結になります。

ミニキャブはエアコンフィルターが付いていないため、エバポレータにホコリが詰まりやすい構造になっております。

その分、取り外しも簡単です。

まずはガスを抜いて準備をします。最初はよく効くのでガスの減りは心配無さそうです。

410g抜けました。

 

エバポレータ

助手席足元のカバーを外していくと、すぐエバポレータが見えます。

パイプを2本外すだけで簡単にエバポレータを抜くことが可能です。

エバポレータ

ホコリがびっしりついています。

エバポレータは冷やされることで結露水が発生し、風の通りが悪くなります。

局所的に冷やされることで、一部が凍結し風が抜けなくなります。

しっかり洗浄

水が入らないようにしっかり養生し、ホコリを綺麗に洗浄します。

エバポレータの後方には温度センサー(サーミスタ)が付いており、凍結しないようにコンプレッサをOFFにする機能が付いています。

しかし、今回凍結しました。

サーミスタも点検してみます。

基準値 35℃/1.0kΩ 25℃/1.8kΩ

測定値 35℃/2.9kΩ 25℃/3.8kΩ

大きくずれていましたのでサーミスタも交換です。

作業は約2万円になりました。

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